はじめに-営業のトビラについて-

本ブログについて

営業大国ニッポン

世の中いろんな仕事がありますが、今も昔もひときわ存在感を放つ職種、“営業“。

営業という言葉の起源は定かではないですが、顧客の課題解決のために日々奔走するその姿は、中世から近代にかけて活躍した近江商人に通じるとも言われてます(参考サイト

戦後は大量生産・大量消費への対応のために多数の営業パーソンが必要とされ、2000年まで営業従事者の数は右肩上がりに増加(参考サイト)。

今でも国民的アニメと呼ばれるサザエさんの夫・マスオさん、クレヨンしんちゃんの主人公の父親・野原ひろしといえば、営業職のサラリーマン。

近年ではその数約330万人まで減少していると言われていますが、日本の3倍近くの人口が集まる米国では、営業従事者はわずか180万人弱というデータも(参考サイト)。

営業が、いかに日本を代表する職の一つであるかが窺えます。

実は決して安泰ではない職の一つ

さて、その営業大国ニッポンですが、営業を取り巻く環境に変化はあるのか?

営業に限らずですが、AI(人工知能)の発達・普及により多くの職が代替される、と言われてます。

ある研究では、日本の労働人口の約半数が就いている職業が、ゆくゆくAIやロボットで代替可能になるとも言われています(参考サイト)。

営業においても、AIを営業で駆使するスキルや、顧客の真の問題発見や課題解決を実現する高いコミュニケーション能力などは、AIやロボットによる代替が難しいとも言われますが、こうした領域は限定的。

ですので、営業に対する需要は、量的に減少しつつ、質的にはより高度化する、という可能性が大いにあるわけです。

重要さを増す営業力

こんな話をすると、

「えっ?営業の先行きって暗いじゃん」

と思われるかもしれません。

たしかに、従来の足で稼ぐだけ、単純な御用聞きに徹するだけの営業では、生き残りが難しく可能性大です。

しかし、だからといって、営業の価値は低下していく一方、という事にはならないとも思ってます。

なぜかというと、いつの時代でも、稼ぐ力ともいえる営業力は重宝されるから。

コミュニケーション力、調整力、逆境力、愛想など、ビジネスを動かすのに必要なこれらの能力や資質は、営業という現場体験を通じて、より磨きがかかる。

これらはAIやロボットによって代替が容易ではないため、これからの時代に営業力はますます肝になる、こう思うのです。

本ブログの目的

ビジネスに関わる限り、営業力は業界の垣根を超えて、どんなシーンでも役立ちそう。

とはいえ、

「ノルマ、接待、ストレス、ゴマすり…。実際のところ、営業ってキツそうで、不安…。」

という学生や、営業へ転職を検討している社会人も少なくないはず。

この世界に入る前は、僕も同じでした。

あるいは、

「ひどい失敗をして、落ち込んだ」

「他の営業パーソンは、どんなやり方をしているのか」

「今日の商談は、どんな雑談から始めようか」

という悩みや疑問を抱える現営業パーソンの方も、思いのほか多いかもしれません。

たしかに、世に溢れるロジカルシンキングやマーケティングなどのハウツー本やブログも、営業力を養うための一つのツールです。

ですが、上司や先輩、同僚などは別として、自分以外の営業パーソンの生の体験や具体例に触れる機会って、意外になかったりします。

こうした心の声に対して、国内&海外の法人営業として長年働いてきた現商社マンの苦楽に満ちた営業経験をもって応えていく。

そして、微力ながらこの先の時代を生き抜くための営業の血肉としてもらう。

これが、本ブログの目的です。

いざ、営業のトビラへ

ということで、ずいぶんと前置きが長くなりましたが、本ブログの構成について触れておきます。

【入門編】は、営業の概要コンテンツ(営業の表層)。

ここでは、まさに営業という名のトビラを目の前にしている、学生や新入社員、営業職への転職を検討している社会人の方を想定しています。

一方、【実践編】では、他の営業ブログやハウツー本では比較的あまり触れられない、営業の失敗談や、実体験と使ってよかったお役立ちツール&メソッド、雑談ネタなどを共有(営業の深層)。

営業のトビラの向こう側を、できる限りに隅々までお見せしちゃいます。

現営業パーソンの方は、こちらを中心にサクサク読み進めていただいてもいいかと思います。

体系的に網羅された営業コンテンツとなっていないのは僕の力不足によるものですが、使える情報を取捨選択いただき、僅かでも明日の営業の糧としていただけたら幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました