【若手必読】ビジネスマナーだけでは不十分?マナーに先立つ、思いやりや尊重の心

基礎力

社会人なら誰しも学ぶであろうビジネスマナー。

「ビジネスに適した服装や身だしなみに、いろいろと気を使わなくてはいけない」

「名刺交換にも作法がある」

など、何かとお堅いイメージがつきまといます。

たしかに、堅苦しいものも多々ありますが、最低限のマナーを押さえていないと損してしまうことも。

逆に、思いやりや尊重の心というマナーの本質を理解した上で臨機応変に振る舞うことができれば、お互い気持ちよくビジネスができるというもの。

具体的なビジネスマナーの知識云々については、世のあまたの本やブログがあるので、今回は実体験もまじえながら、マナーの根本やその考え方を中心に解説します。

そもそもマナーとは?エチケットとの違い

まずは、マナーという言葉の理解から。

参考サイト)によると、マナーの語源は、ラテン語のmanusからきていて、「手法」を意味するようです。

マナーと似たような意味でエチケットという言葉がありますが、これはもともとは「従うべき決まりごと」を表します。

つまり、エチケットは「他人への思いやりに基づいて人々が尊重し合う行動規範」である一方、マナーは「その規範によって行われる実際の行為」という、規範とその行為という関係。

同じような関係性は、礼儀(心や態度)と作法(手法)にも言えるようです。

ちなみに、マナーや作法は相手や時代によって変化しやすいが、エチケットや礼儀はそうそう変わらないものだそう。

これらを総合すると、ビジネスマナーの本質は、ビジネスパートナーに対する思いやりや相手を尊重する心が行動として表現されたもの、と言えるのではないでしょうか。

最低限のマナーを知らないと損する

さて、そんなビジネスマナーには、思いやりの表現と言われれば納得できるものもあれば、こんなのあるの?といったびっくりマナーも。

例えば、「お辞儀ハンコ」。

決裁書などの回覧印を押す際、上司に向けて頭を下げているようにハンコを傾けて捺印するというもの(参考サイト)。

「これって本当に必要?」

といったように、その意義に疑問が残るビジネスマナーも存在するものの、依然として日本の社会はビジネスマナーを重んじているみたいです。

ある調査によると、社会人の約9割はビジネスマナーを必要と考えているとの事(参考サイト)。

大多数の人が最低限のビジネスマナーは必要と考えている以上、社内外で数多くの人と接触する営業パーソンにとっては、全く知らないでいい、というわけにもなかなかいかず。

むしろ、思いやりや尊重する心に欠ける行動によって大切なビジネスパートナーを不快にさせ、その関係にひびが入ってしまったら…。

こう考えると、やはり最低限のビジネスマナーは押さえる必要がありそう。

営業に求められる臨機応変さ

ビジネスマナーの各論は、世にある幾多の他著・他ブログにお譲りしますが、例え網羅的にそれらを学んだとしても、いざ現実世界で完璧に振る舞うとなると、これはなかなか至難の技です。

理由は、いくら座学的にマナーを学習したとしても、実際は臨機応変な対応が求められるケースが割とあるから。

タクシーの席順などがその一例。

上座は運転席の後ろ、と言いますが、身体的理由や服装から奥の席に移動するのが困難な場合は、この限りではありません。

恥ずかしながら、僕も目上の方とタクシーに乗る際、コートを着ている相手にどうぞどうぞと奥の席を勧めた事があります。

結局、相手の勧めで運転手の後ろの席に座ったものの。

長身のその方にとって、動きにくいコートで頭を下げたまま腰を折って奥まで移動するのを必死でお勧めする、というのは、いくら上座とはいえ必ずしも正解ではないかも。

このように、営業をしていると臨機応変さが求められる現場に幾度となく遭遇するので、時には

「あの場面では、どう振舞ったらよかったのか」

「思いやりが足りなかった」

と内省することも割とあります。

まとめ 思いやりや尊重の心は、マナーに先立つ

当たり前のように使われるビジネスマナーという言葉。

マナーと聞くとついつい覚えなければいけないもの、と考えがちですが、表面的にその作法を一つずつ知識として取り入れるだけでは、不十分な場合も少なくない。

時にはマナーに囚われず、思いやりから相手の境遇を想像したり、意向を確認する事が必要になるケースもあったり。

特に営業となると、何かとビジネスマナーが試される機会が多い職柄。

その上、いくら経験を積んでいっても、やはり人間なので失敗する事もあります。

こんな時は。

マナーは思いやりや相手を尊重する心が行動として表現されたもの、という根本に立ち返り、失敗を教訓として次に活かす。

僕もまだまだですが、この往復運動の繰り返しが、自分を「一緒に仕事をしていて気持ちのいいビジネスパートナー」へと近づけてくれるはずです。

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