今回は、営業が苦悩するあるあるネタのご紹介です。
数字のプレッシャーがハンパない
常に数字という結果を求められる中、その代表的指標である売上利益の獲得のために最前線で粉骨砕身する営業パーソンには、数字のプレッシャーが付きものです。
今の時代、個人の営業成績を棒グラフにして張り出して競わせる、なんて明からさまにプレッシャーを与える職場は少数派かもしれませんが、そうでなくても同僚の成績はやはり気になるし、上司からの期待(圧力?)に応えていく必要がある。
とくに成果が出ない時ほど数字の重圧は高まりがちなので、プレッシャーを理由に営業職に別れを告げる人も少なくありません。
こればかりは、営業の宿命ですね。
目標が未達だと、会議がピリつく
はい。
だいたいの会社の営業会議は、組織の予算が達成されないとピリつきます。
会社にもよりますが、営業個人の数字を、月に一度の会議で発表したりします。
当然ながら、ここでは他人の数字も見れるのですが、その場で注目されるのは、個人としての予算が達成されているか否か。
例えば、今月は予算に対して80%だった、となれば
「何が未達の原因か?」
「どうやって挽回していくか?」
と、ピリつく雰囲気の中、お決まりの問答。
全体的に目標が達成されていると、大抵は終始和やかムードで進む会議ですが、組織目標が未達だったり、それが続いたりすると、ますますピリピリムードになりがちです。
クレームはできれば避けて通りたい
クレームを全く経験したことのない営業パーソンはほとんどいない、と言っていいくらい、営業にクレームはつきもの。
そこから逃げたいと思う気持ちは皆同じですが、放っておくとクレーム解決の難易度がさらに上がっていくため、嫌でも向き合わなければならないのが営業のつらいところ。
大小さまざまあるクレームですが、特にオオゴトになればなるほど気が重くなる上に、仕事中もクレームに意識がもっていかれ、重要度の高い他の仕事に集中できない、なんてことも。
後になれば「あんなこともあったな」と思えたり、「あれがあったから成長できたな」と感じることもあるクレーム対応ですが、それでもできる事なら避けて通りたい、というのが心情です。
相性が合わない取引先がある
営業であろうが人間ですから、好き嫌いがあって当然。
世の中には驚くほどいろんな人がいるので、
「どうしても好きになれない」
「何をやっても裏目に出てしまう」
など、ソリが合わない、と感じてしまう取引先の担当者が、一人や二人はいるもの。
とくに取引先との接触機会が多い営業であれば、なおのこと。
が、そこは仕事と割り切って、感情を表に出さずに耐え忍んでいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
たしかに営業ならではの苦悩も多いですが、営業パーソンの多くは似たような境遇に遭ったりしているもの。
その分、やりがいもひときわ大きい仕事ですので、ぜひ営業であることに誇りを持って、明日からの営業の活力につなげてもらえたら幸いです。
コメント